2016年 09月 13日
夏休みに我が家の横にせっせと穴を掘る長男 何をしているか尋ねると 「夏休みの自由研究の焼き物を焼く穴造り」とのこと この一言から今年の夏休みの自由研究が始まりました 野焼きの穴を家の真横に作られてはたまったものではないので 「七輪陶芸」をキーワードに図書館で本探しからスタート 陶芸家の吉田明氏がいくつか「七輪陶芸」の本を出していることが判ったので、 そのあたりを中心にみんなで予習 まずは材料である粘土探し 私の実家の裏山(今は公園になってます)の真っ白な粘土の露頭 これは、昔から目をつけていたのですが きめが細かく不純物もあまり入っていないようなので早速採取 ![]() ![]() 採取の次は粘土作り ![]() 粘土と言っても、最初から作陶ができるような柔らかい状態ではないので 飛び散らないように採取した粘土の塊りを布でくるんで 木づちで叩いて細かくしていきます そのあと、ふるいにかけて不純物(小石、草等)を取り除きながら 更に「すりこぎ」(なかったのでソフトボール)でぐりぐりつぶします 粉粉になったところで、少しづつ水を加えながら捏ねていきます 本格的な道具はもっていないので、かなり適当ですが 柔らかな粘土らしくなってきたので、ビニル袋に小分けにして 空気をしっかり抜いて、数日寝かします (数か月寝かせてしっとりさせるらしいですが時間がないので省略) ![]() ![]() 次に、粘土だけで作陶すると割れやすいそうなので、「つなぎ」となる細かい砂を採取 これは、手っ取り早く家の前の公園の砂をふるいでちょっと拝借 ![]() 粘土:砂を重量比で4:1?(記憶があいまいなので作られる方は調べてください)で混ぜていきます このあたりは息子の掛け算・割り算の練習 (袋のメモとはかりの表示は3:1になっていますが間違えていたので後から粘土たしてます) ![]() 一気に混ぜると上手く混ざらないので粘土をちぎりながら砂の中に投入 ![]() こねてこねて空気を抜いていきます 「菊練り」など技術を持っていないのでひたすら練ります ![]() こんなかんじで完成 粘土のなかに砂の粒粒が混じって、 昔どこかで作陶した時のそれと似た感じに仕上がりました 粘土が仕上がったところで、作陶開始 ![]() ここでいとこ姉弟も参加してみんなで作陶に挑戦 七輪陶芸なので大きいものは焼けません どんな形のものが焼けるかも手探りなのでオーソドックスな小皿・小物中心に 丸い形のものを使って(今回はひょうたん)粘土を押し付け器状に ![]() ![]() ひとりあたり数点完成 ![]() 焼成前に一週間ほど直射日光を避け乾燥させます ![]() 乾燥前は灰色だった器たちも数日も経つと真っ白に。。。 1週間たちいよいよ焼成本番 続きは「夏の自由研究 七輪陶芸 後編」で ogino-archi.com おぎの設計室のホームページです facebook.com/oginoarchi おぎの設計室のfacebookページです
by ogino-archi
| 2016-09-13 02:37
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